投資の一番の目的は「資産を増やしたい」というのが勿論ですが、「応援したい」という側面も持っていると思います。
そんな投資にぴったりなミュージックセキュリティーズ株式会社という会社があります。
この会社はもともとは、その名前の通り、アーティスト発掘のための会社でしたが、2007年からマイクロ投資(少額投資)のプラットフォームを設立しました。
応援したいと思う事業への出資者を一般から幅広く集めるというもので、1口1万円程度から出資できます。
ガイヤの夜明けなどでも紹介されましたから、ご存知の方もいらっしゃると思います。
2013年に初めてカンボジアのマイクロファイナンスに、出資しました。
マイクロファイナンスとは、とっても小さな事業に融資することで、漁業を営むためにボートの購入費用を借り入れたり、バイクタクシーをするためのバイク購入費用を借り入れたりして、経済的自立のために個人事業を営むことを手助けします。
融資するとメールで月次報告が送られてきて、どのような人たちが借り入れて事業を営んでいるかを知ることができ楽しみです。
そんな投資は損得勘定は抜きという気になり、配当や分配金などは期待していませんでしたが、結果的に
1口30,000円当たり
2013年度=1,086円
2014年度=3,042円
2015年度=33,352円
合計=37,480円
償還率=124.9%
という、びっくりするような償還率となりました。
その後中々貧困削減ファンドの募集が無かったのですが、このたびミャンマーの貧困削減ファンド募集があったので、早速応募しました。
投資ですから、もちろん100%安全というわけではありません。
以前東京裁判所から手紙がという記事で書いたように、全く0になることもありますが、このマイクロファイナンスは損得抜きで応援していきたいと思っています。