
2013年に新車で購入した車。
比較的生活の便がいいところに住んでいるので、乗るのは
- 重たいモノを購入するとき
- 雨の日に買い物に行くとき
- お墓参りのとき
- 近県に旅行するとき
くらいでした。
しかし長期間留守にして久しぶりに乗ろうとすると、バッテリーが上がってエンジンがかからず、バッテリーを交換しなければならなかったり、そろそろタイヤの交換も必要になるしと、だんだんメンテナンスにお金がかかるようになってきます。
高齢者の危険な運転のニュースで流れる度に、還暦を迎えて以来、
「何歳で運転をやめようか・・・」
と考え、とりあえずインターネットから中古車買取の一括見積もりに入力してみました。
すると送信ボタンを押したとたんに電話が鳴り止みません。
最初のG社は、車の詳細を聞いた後もなんやかやと電話を長引かせて、なかなか見積額を教えてくれません。
その間にも次々と電話がかかってきています。
15分ほど経過したところで、やっと
「他の会社からの電話をブロックするために、わざと電話を長引かせてるんだ」
ということに気づきました。
20分ほど経過した時点で
「40万というところですが、3月末までに売却していただければプラス10万~20万になります」
という具体的な金額を引き出しました。
40万円プラス10万~20万円
って、値幅が大きすぎるだろ!!
次に取った電話は、実車を見たいとのことで、18時に来られることになりました。
次の電話は
「実車を見たいのですぐに行きます」
それから30分も経たずにみえて、外装内装はもとより、ボンネットの中もしっかり確認して査定価格は60万円
結局の所、7年目のこの車の相場は60万円程度なのでしょう。
こちらから
「65万円だったら、今日売ってもいいですよ」
と提案すると、上司に確認して65万円。
但しクレーム安心保証代の1万円はここから差し引いて、振込金額は
64万円
ということで売却がきまり、18時に予約していた会社にはキャンセルの電話をし、あっという間に車は持ち去られました。
車がなくなって寂しかったり、
「今後交通事故の加害者になることはない」
という安心感だったりで複雑な心境です。
これまで使っていた車の年間維持費は
約35万円
内訳は
駐車場代12,000円×12ヶ月=144,000円
自動車税+保険+JAF 約100,000円
車検他メンテナンス 約100,000円
老後に向けての終活が一歩進みました。
子供たちの反応は
「まあまあいい値段じゃない?」
「今は車を所有する時代じゃないよ」
とのこと。
今の若者はクールですね。
因みにその車はすぐに
105万円
で売りに出されました。