入国も問題なく終わり外に出ると、宿泊先から派遣されたトゥクトゥクのドライバーが、私の名前を書いたプラカードを持って待っているはずです。
…………
待ってない……
ビザの取得や入国があまりに簡単にできて、予定より早く出てきたからかなぁ……
とりあえず、出口の隣に並んでいるSIMカード売り場で、WIFIがなくてもスマホを使えるようにSIMカードを購入します。
一番よくつながるという評判のSmartの窓口で滞在期間を聞かれ、通話3ドル分+データ通信3.5GBで6ドルというプランを勧められました。
4日しか滞在しないので3.5GBも必要ないのですが、それが一番安いプランだったので了承。スマホとパスポートを渡すと、全て設定してくれて、ネットがつながるのを確認して返してくれました。
ポケットWIFIだと1日1,500円くらいするし、バッテリーの心配もあるので、やはりSIMカード購入は格安です。
さぁ、そろそろ迎えは来てるかな?
…………
…………
来てない……
その後15分くらい待つが、
来ない……
SIMカードも入手してスマホが使えるようになったので、宿にメールしてみると、
「ドライバーに問い合わせて、また連絡します」
という返事。
しばらくしてドライバーから電話があり、
「午前9時じゃなくて、午後9時って聞いてたから、空港でトゥクトゥクかタクシーひろって宿まで来て。費用は宿で負担するそうだから」
「……OK」
宿から迎えが来るということだったから、空港から宿に向かうノウハウや値段は一切調べてないんだけど……
流しのトゥクトゥクを捕まえて、宿泊先の名前を言うと
ドライバー「OK」
私「ハウマッチ?」
ドライバー「6ダラー」
相場はわからないけど、宿が負担するって言ってるんだから、まぁいいかと乗り込みます。
トゥクトゥクは空港の敷地内から出ると、道の脇に止めて、改めて宿泊先の名前を聞いてきます。
印刷してある宿泊予約書を見せると、ドライバーがおもむろにスマホで場所を探し始めました。
「宿泊先名言ったら、あんたOKって言ったじゃない! 場所知ってたんじゃないの?」
と内心思いながらも、初めての街の風景に心ウキウキ。
この程度のトラブルは、「旅の経験値1アップ」と思うようにしています。
20分ほど走ったところで、無事宿に着き、宿の人がトゥクトゥク代を払ってくれました。
部屋はこんな感じで、冷蔵庫、エアコン、プライベートシャワー付き。

バルコニーも付いています。

オリエンタルシェムリアップという、ちょっときれいめのゲストハウス(看板はブティックホテルになっていました)。
一泊当たり
2,969円
暑すぎてバルコニーは全く使わなかったので、バルコニー無しの部屋でよかったかな? それだと2,500円くらいだと思います。
相対的にはよいホテルだったのですが、チェックアウト時にまたまたトラブルが……。