個人向け国債(変動10年)は、
・半年毎に金利が見直される
・最低金利0.05%を保証
・1年経過するといつでも換金できる
というメリットがあります。
しかし、このところ金利はずっと0.05%ですし、中途換金すると直前2回分の利子相当額がマイナスされます。
ではなぜ個人向け国債を購入するかというと、金融機関独自に行っている購入時のキャンペーンで現金をいただけるのが魅力だからです。
私が個人向け国債を購入した時は、500万円分購入すると20,000円、1000万円購入すると50,000円の現金プレゼントをもらえました。
(現在は500万円で15,000円、1000万円で40,000円が主流のようです)
このブログで何度も登場した新人証券マン君(詳しくはついに新人証券マン君に陥落をご参照ください)が、新規公開株を紹介してくれて、公開と同時に売却したら20万円弱の利益をもたらしてくれたり、フランス料理のフルコースランチ付きセミナーに招待してくれたので、お付き合いという意味でも国債を購入しました。
ところが先日、この新人証券マン君(もう新人じゃないけど)が転勤することになり、新たな担当者を紹介されました。
この新担当者からも何度か電話をもらって商品を紹介されたのですが、どれも魅力的とは思えなかったので、お断りしたら
「手数料が安くなるダイレクトコースに変更されてはいかがですか?」
と、提案されました。
ありとあらゆる提案を断っているので、「担当を外れたい」という営業マンの意向はよく理解できます。
私にとっても義理で購入していた国債を解約できるので渡りに船です。
というわけで、国債を中途換金しましたが、その資金をどうするか現在検討中です。
アセットアロケーションの中で「日本債券」というのは、株式やリートなどが値下がりした時のリバランスのための購入資金ですから、換金にあまりに時間がかかってはいけません。
今のところ、楽天銀行の普通預金(マネーブリッジ設定)が金利0.1%で、一番換金しやすいのですが、ひとつの金融機関に1000万円以上は預けたくないので、残りは住信SBIネット銀行の円定期預金特別金利キャンペーンの6か月もの金利0.2%に預けようかと検討中です。