今年就職した娘から
「年末調整の書き方教えて~」
と、電話がかかってきました。
記載するのは、相続対策でかけている保険だけなので、記載内容も簡単なものです。
新保険なので、控除金額は40,000円
「でもこうやって書いて提出しても、40,000円返ってくるわけじゃないんだよね?」
と言うので、
「こうやって書いただけで、4,000円返ってくると考えたら、得じゃない?」
と言うと、かなり納得していました。
旧保険の最大控除額は50,000円
新保険の最大控除額は40,000円
旧保険と新保険の両方を申告すると、最大控除額は40,000円になってしまいます。
両方の保険を掛けている人は、なるべく旧保険で申請しましょう!
ところで、若手芸人さんが
「出演料は5,000円。でも源泉徴収されて、手取りは4,500円でしたわ」
なんてテレビで言っているのを聞くことがあります。
その度に
「その源泉徴収された500円、確定申告したら、返ってくるかもしれないのに」
と思います。
他にアルバイトなどをしていて収入が多いなら別ですが、最低でも38万円の基礎控除はあるので、昨年の収入が30万円で3万円源泉徴収されていたら、確定申告するとその3万円は戻ってきます。
(違っていたら誰か訂正してください)
100万円の収入があって、10万円源泉徴収されていたら、舞台衣装や小物の購入は経費に認められますから、かなりの金額が戻ってきます。
源泉徴収はされているけれど、年末調整はされていない方は、確定申告することをお勧めします。
一度確定申告すると、どんな仕組みで税金が徴収されるかがよくわかります。