私が住んでいるところは震度6が2回。
震度5以下はそれこそ数えきれないほど無数に起きています。
そんな中実感したことをいくつか記載します。
自分の住んでいる家の耐震を知っておこう
私が住んでいるマンションは阪神淡路大震災の直後に設計施工された建物であり、免震構造になっています。
基礎工事の時にどのような免震構造にするかの見学会もあり、震度7の地震に耐えうるという説明も聞いていました。
もちろん揺れは大きく、食器の大半は割れ、テレビなども壊れてしまいましたが、建物に関する信頼感は厚く、避難所に行くよう誘われましたが、ずっと自宅避難しています。
報道では「地震直後に断水している地域」となっていましたが、実際に断水することはなく、電気も1時間程度の停電後復旧しました。
しかしマンションの駐車場にはほとんど車がないことを見ると、余震の続く中「建物の中にいるのが怖い」ようで、車の中で寝泊まりされているのかと推察します。
建築当初からの住人が少なく、建物の耐震構造を知らないため、不安を感じているのだと思います。
震災で一番重要なものは丈夫な足腰
空いているスーパーやコンビニは駐車場待ちの車が多く、また幹線道路は緊急支援や自衛隊の車両が多く、常に渋滞しています。
食料品を購入するにも、お風呂に入るにも長蛇の列に並ばなければいけません。
マンションのエレベーターは1週間ほど復旧しませんでした。
高層階に住んでいるため、食料品の買い出しに行くのは登山用のリュックを背負って行きました。
一昨年富士登山するために足腰鍛えておいてよかったとしみじみ思いました。
新聞購読しててよかった
最近はネットでニュースを見ることができるので、新聞を取っている方はずいぶん減っているようです。
ネットは自分でニュースを探しに行かなければいけませんが、地元版の新聞は細かい生活情報を、まとめて詳しく掲載してくれています。
また家中の食器という食器やガラスが壊れた場合、新聞紙が大量にないと始末に困ります。
お風呂に水をためてても......
一度目の地震の後慌ててお風呂に水を貯めましたが、二度目の地震でその大半があふれ出て、床が水浸しになりました。
一人暮らしのため、お風呂の蓋がなかったのも一因だと思いますが、ひどく揺れるとお風呂の水は無くなるものだと学びました。
コメント
いつも愛読し参考にさせていただいています。東京に住んでいらっしゃる方だと思っていましたが、九州にご在住でしたか。お見舞い申し上げます。
お見舞いありがとうございます!
資産運用とは関係ない内容だったので掲載を迷ったのですが、「リスク管理」という観点から少しでも参考にしていただければと思い書きました。