「 2016年04月18日 」一覧

金銭感覚が狂うということ

1個10,000円のメロンを購入したとしても、金銭感覚が狂っているとは思いません。

もしその人がそれを購入するに十分な収入と資産があれば。

反対にかけそば一杯分のお金しか持っていないのに、二人の子供を連れてお蕎麦屋さんに入ってしまうのは、金銭感覚が狂っていると思います。

要は、自分の収入と資産に見合っていない消費をすることが金銭感覚が狂っているのだと思います。

私は過去に、「自分の金銭感覚が狂っていた」ことがあると自覚しています。

大学を卒業して就職後しばらくして、長期出張を命じられたとき。

今はどうか知りませんが、当時は給料とは別に、ホテルとレンタカーを与えられ、さらに日当も支給されていました。

日当の金額はよく覚えていませんが、使うのは食事代くらいです。それも新入社員の特権で、先輩社員や上司からおごってもらえることが多く、日当も余ったうえ給料も家賃を除いては全て手つかずの状態で、それまでに持ったことのないお金がわずか半年弱で貯まりました。

「お金って簡単に貯まるんだ!!」

と勘違いしていた私は、出張もそろそろ終わる頃の休日に、今まで足を踏み入れたことのない超高級ブランド店にふら~っと入り、ハンドバッグを購入してしまったのです。

出張から帰宅して冷静になって考えると、そのハンドバッグに似合う洋服も持っていなければ、そのハンドバッグが似合う年齢でもありませんでした。

実際それ以降ほとんど使うこともありませんが、自分への戒めとして、そのハンドバッグだけは30年以上も保有し続けています。

さすがに超高級ブランドだけあって、30年以上経過した今も、全く色褪せることもありませんが、金銭感覚が狂っていた自分を思い出して苦笑いするのみで、二度と使うことはありません。