どうやってお金を貯めてきたか-消費支出編
どうやってお金を貯めてきたか-住居編
どうやってお金を貯めてきたかー仕事編
どうやってお金を貯めてきたか-教育費編
の続編です。
投資の勉強を始めたのは2014年ですから、それまでは一般にファイナンシャルプランナーなどからアドバイスされることをちっともやってこなかった気がします。
(1)先取り貯金
(2)生活防衛資金の確保
(3)リスク許容度を考慮してリスク資産の割合を決める
(4)時間を分散
(5)投資対象を分散
のどれも実行していませんでした。
ですから私がやってきたことは反面教師としてください。
(1)先取り貯金をしてこなかった
どうやってお金を貯めてきたか-消費支出編で書いたように、もともと物欲があまりないので生活に必要な分は給与振込口座から下ろして、
残りはすべて証券会社に移動。
そして次の給料日になっても余っているお金は証券会社に移動。
という感じで、自分でもなぜだかわかりませんが「貯金」という概念が全くありませんでした。
(2)生活防衛資金を確保していなかった
まず、「生活防衛資金」という概念すらありませんでした。
失業したら?--次の仕事を探せば大丈夫
病気したら?--保険がある
ということで、(1)にも書いたようにその月に必要な生活費以外は全て証券会社にどんどん移動させていました。
(3)無リスク資産に投資してこなかった
投資の勉強を始める前の資産は乗換記録に掲載していますが、見事なほどに無リスク資産がありません。
自分のリスク許容度がわかっていませんでしたし、もしかしたらリスク許容度のリミッターが壊れていたのかもしれません。
相場が暴落して資産が大幅に減っても、ちっとも気にならなかったのです。
「資産が減っても働いていれば明日のお米が買えないってことはないだろう」
「いくら暴落しても0になることはないだろう」
と思ってしまうのです。
しかしそれは、働き盛りの20代~40代の時の考え方。
50代も半ば過ぎるとさすがに
「今後そう長くは働けない」
と思うと、だんだんリスクを取るのが怖くなって、生まれて初めて国債を購入したのは55歳の誕生日の数日前でした。
その時の記事はこちら
長くなってきましたので続きは次回に