先日2つのPhotoShop講座を受講する機会がありました。
ひとつは民間の講座で、最寄り駅からごく近く、宣伝もよく目にします。
もうひとつは公的な団体が主催する講座で、ちょっと不便なところにあり、周りに聞いてもその存在はほとんど知られていません。
どちらも受講期間は3ヶ月程度で、時間数はほぼ同じでした。
使用するマシンも大差ありませんでした。
しかし講座の内容は大きく異なっていました。
【民間】
テキストを読みながら操作する自習方式で、不明な点のみ、待機している20代の若い講師に聞いてカリキュラムを進めていく形式です。
【公的】
40代くらいで元印刷会社に勤めていたというベテラン講師が前で講義をし、それを手本に操作を進め、不明な点は後ろに控えるアシスタントが手助けしてくれます。
両講座を受講した結果の感想は、
【民間】
「別にわざわざ教室に行かなくても、自分でテキストを購入して自習しても同じじゃない?」
【公的】
「テキストに掲載されていない、講師の経験に基づく色々な細かいテクニックをしばしば教えてくれて、本当に有意義だわぁ。多少不便でも通う価値ある!」
そして一番大きな差は、その受講料です。
【民間】
110,960円
【公的】
21,300円
公的なほうは年に2回くらい「受講生募集」という記事が地域新聞に掲載されますが、それ以外にその名を目にすることはほとんどありません。
名前も「職業訓練」となっていますから、「求職中の人しか受講できない」と勘違いしがちですが、実際は誰でも受講できます。
(求職中の人は、受講料がさらに割引になるらしいです)
週に一度届く地域新聞は、ネットでは見つけるのが難しい地域の貴重な情報が満載です。