相続とリバランスの一石二鳥?

月例資産棚卸~順調に資産が減っている?
という記事で、約220万円の贈与を行った旨書きました。

なぜ贈与するかは
毎年220万円贈与する理由
という記事に書いていますので、興味のある方はそちらを読んでいただくとして、今回はこの220万円をどのように捻出したかについて書きます。

贈与を始めた当初(2013年)は、まだ資産運用の勉強を始める前で、いわゆる「勘」に頼った個別株の取引をしていた頃で、

「なんか、資産が増えてきたなぁ」

「相続税に関する法律も改正になるらしいし、対策しておくか」

と、たまたま株を売ったお金があったので、当時の自分としては超ディフェンシブと思われる国内債券のファンド

MHAM物価連動国債ファンド
DLIBJ公社債オープン 中期

をそれぞれ660万円ずつ購入しました。

これで向こう6年間分の贈与をまかなおうと考えたわけです。

しかし、このブログを始めた2014年秋ころから資産運用の勉強を始め、年齢を重ねるほど安全資産に移行していかなければいけないということを学びました。

しかし、毎年贈与でこれらの国内債券を減らしていけば、安全資産の比率は減っていくばかりです。

年金生活に入った時に、年金で足りない分は資産を取り崩していくわけですが、毎月分配型のファンドをほとんど持たない(持ちたくない)自分としては、今のうちにこの「贈与」を利用して、資産の取り崩し方を学ぼうと思いました。

幸い、毎月資産棚卸をしているため、自分の目標のアセットアロケーションに近づけるためには、どの資産区分をいくら解約すればよいかは、すぐに計算できます。

目標

日本債券 35%
先進国 30%
日本株式 15%
リート 10%
新興国+その他 10%

に近づけるためにはおよそ、

・日本債券 1,300,000円
・先進国+その他 270,000円
・リート 100,000円
・新興国 530,000円

となりました。

日本株式は、2016年末にリバランスした後
個別株が指値で引っかかった
という記事で書いたように、個別株を売却したままになっていたので、今回は売却対象外。

日本債券も、
6か月で11.31%上がると、脳内でアラームが鳴りだした。
という記事で書いたように、
DLIBJ公社債オープン(中期コース)
を売却した分がMRFに残っていたので、そちらを利用。

結局、

ニッセイ外国株式インデックス 150,000円
iFree 外国REIT 100,000円
SMT新興国株式インデックス 160,000円
HSBC ブラジル債券オープン(NISA) 250,000円
資源国ソブリンオープン(NISA) 250,000円

を解約して、贈与に当てました。


月例資産棚卸~順調に資産が減っている?

このところ公私ともに忙しく、とりあえず自分用の覚書として2017年3月17日現在の資産棚卸です。

(資産管理ツールのマネーフォワードを使って算出しています)

前月比-2,238,922
-2.61%

実際にはこの期間に2,210,000円の贈与を行っていますから、相場による変動は28,922円(-0.03%)ですから誤差の範囲内だと思います。


(こちらのアセットアロケーションに生活防衛資金などは含んでいません)

目標は

日本債券 35%
先進国 30%
日本株式 15%
リート 10%
新興国+その他 10%

今年の贈与はリバランスを兼ねて、以下のファンドを一部解約しました。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
SMT 新興国株式インデックス・オープン
iFree 外国REITインデックス
資源国ソブリンオープン
HSBC ブラジル債券オープン(毎月決算型)

生活防衛資金や保険などを含めた全財産のアセットアロケーションはこちら。

↓  ↓


保有ファンドは以下のとおりです。

【日本債券】
MHAM物価連動国債ファンド
個人国債10年

【日本株式】
上場インデックスファンドTOPIX(ETF)
MAXIS JPX日経インデックス400上場投信(ETF)
たわらノーロード 日経225
ニッセイTOPIXインデックス(NISA)

【先進国】
ニッセイ外国株式インデックス(NISAと特定口座)
ニッセイ外国債券インデックス
資源国ソブリンオープンの先進国部分(NISA)
iShs iBoxx $ Inv Gd Cor Bd ETF(LQD)
iShs US Pfd Stk ETF(PFF)
Vanguard Div Appreciate ETF(VIG)
Vanguard Total World Stock ETF(VT)の先進国部分
DCニッセイ外国株式インデックス-積立中

【新興国】
DIAMアジア消費&インフラ関連株式
eMAXIS新興国株式
SMT新興国株式(NISAと特定口座)
HSBCブラジル債券 毎月決算(NISA)
資源国ソブリンオープンの新興国部分(NISA)
Vanguard Total World Stock ETF(VT)の新興国部分
EXE-i 新興国株式ファンド(確定拠出年金)-積立中

【リート】
iFree外国REITインデックス
eMAXIS新興国リート
SMT新興国リート(NISAと特定口座)
SMTグローバルリート(NISA)
SPDR DJ Wilshire REIT(RWR)
SPDR DJ Wilshire Intl Real Est(RWX)

【その他】
NEXT FUNDS NOMURA 原油インデックス連動型ETF


利率約2%のソフトバンク社債は買いか?

いつもの新人証券マン君から電話があり、今回はソフトバンク社債を紹介されました。

期間は7年
利率は仮条件 税引前で1.75%~2.35%

「たぶん2%くらいで落ち着くのでは?」

という話です。

債券格付けは
日本の格付け会社JCRではA-予定。

2%という利率は、この低金利の世の中でかなり魅力的ですが……

2015年度の財務諸表で、
ソフトバンクは株主資本利率が27.84%とかなり高いです。
因みにNTTドコモは株主資本利益率7.44%です。

要するに借金でレバレッジをかけて高成長を遂げている会社ですから、金利上昇や景気悪化で業績悪化するリスクが大きい気がします。

さらに自分自身がソフトバンクから格安SIMに乗り換えて本当に良かったと思っているのですから、

↓ 詳細はこちら

今後どのように事業発展していくか未知数です。

これが期間1年だったら購入するかもしれませんが、シャープや東芝の現状を見ると、7年後に世の中がどうなっているか、さっぱり予測できません。

そんなこんなで、この商品の購入は断ろうと思います。


フランス料理をいただきながら投資のお勉強-その3

フランス料理をいただきながら投資のお勉強
フランス料理をいただきながら投資のお勉強-その2
の続きです。


30分ほどファンドの説明が続いた後、

「それでは、皆さんで色々と話をしながらお食事にしましょう」

ということで、やっと食事が始まりました。

 

まずは、温かいパン。

続いて前菜とスープとサラダが配膳されます。

 

私の正面は

「先日東京の不動産に投資しようと思って見に行ったんですが、高いですねぇ!」

「去年こちらで購入した新築マンションは5000万ほどで買えたんですが」

「4大証券全てに口座を持っていますが、証券会社によって対応が大きく違いますね」

と、かなりお金持ちそうな70代と思しき男性。

 

右隣はアラサーと思われる女子。

「投資は初めてなんです!」

と、とても初々しい感じ。

 

参加者はどんな基準で選ばれているんでしょうか……?

 

例の綺麗なお姉さんは、アラフォー男子の前に座ってしっかりと話を盛り上げています。

 

右隣は食事前に説明をしてくれたファンド運用担当者です。

「いかがですか?この最新IT技術を使ったファンドは?」

などと皆さんに話を向けると、アラサー初心者女子が

「新しいファンドを買えるっていいですね!」
「一口10,000円で購入できたらわかりやすいですから!」

等とおっしゃる。

心の中で

「10,000円じゃ買えないんだよ~」
「手数料を差し引いたらそれだけで、9,676円になっちゃうよ~」
「新しいファンドって、運用実績がないからどう転ぶかわからないんだよ~」

と叫んでいましたが、もちろんそんなこと口に出して言えるわけもなく……

魚料理
肉料理
デザート
コーヒー

と、90分ほどかけて食事は終了しました。

その後
「熾烈な営業攻勢をかけられるのでは?」
と危惧していましたが、食事後は普通に解散。

 

その日の夕方、いつもの担当証券マン君から電話がありましたが、

「やはり新規のファンドですし、申し込み手数料も信託報酬も高いので、今回は見合わせます」

と返事すると、

「そうですよね」
「新しいファンドは購入しない方針だっておっしゃってましたもんね」

とあっさり引き下がってくれました。

でも、やっぱりタダ飯は怖い!

今度誘われても、行かないようにしよう。


フランス料理をいただきながら投資のお勉強-その2


フランス料理をいただきながら投資のお勉強
の続きです。

レストランにつくと、10人ちょっと入れるような個室に案内され、綺麗なお姉さんが私の席を指定してくれました。

ちょっと早めに着いたため一番乗り。

その後他の参加者(合計10人)も続々と集まり、

証券会社の支店長
ファンドの運用担当者
綺麗なお姉さん

の13人が揃ったところ、個室のドアが閉められます。

 

ファンド運用担当者より

「この地に出張したいと希望する部下が多かったので、顔で選んで連れてきました」

「××(ミスコン名)のファイナリストにもなった○○です」

と、軽いセクハラを交えた綺麗なお姉さんの紹介を含む挨拶から始まり、ファンドの説明に続きます。

「最新のAI技術を使い……」

「あらゆるビッグデータを分析し……」

「独自開発の計量モデルを用い……」

さらに、こんなグラフを指して、パフォーマンスがいかに優れているか力説。

参考指標はMSCIワールド・インデックスと比較したものです。

因みに、MSCIワールド・インデックスは日本を含む23の先進国の上場企業で構成されていますが、インデックス投資家に人気の

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

たわらノーロード 先進国株式

は、日本を除く22の先進国で構成される「MSCIコクサイ・インデックス」に連動する投資成果を目指しています。

このグラフを見て、

「フム、フム 中々のパフォーマンスね」

と感心するのはまだ早い!

ちゃんと投資の勉強を積み重ねてきた私は、そのグラフの周りの小さい字で書かれていることを見逃しません。

上記は、投資対象ファンドの過去の運用実績(費用控除前)であり、本ファンドの運用実績ではありません

と、小さい字ながら丁寧に赤字で書いてあります。

続けて、

上記データにおいては、本ファンドの信託報酬【年率1.323%(税込)】などの諸費用は考慮されておらず、また、米ドルベースのデータを用いて計算しているため、円ベース、円ヘッジベースのデータとは動きが異なります

とも書かれています。

運用担当者からはこのあたり、

「インデックスファンドでも1%程度の信託報酬なのに、この最新技術を駆使したファンドの信託報酬が1.323%と、我々の努力により、こんなに低く抑えることができました」

と、さらっと説明されました。

インデックス投資家の間では、これらのインデックスファンドは信託報酬0.2%台を競っていることはかなり話題になっていますが……。

さらに申し込み手数料も3.24%

ということは、

100万円を投資したとして単純計算すると、
申し込み時に32,400円
さらに信託報酬として13,230円

一年後にこのファンドのパフォーマンスが1%(10,000円)のプラスだったとしても

1,000,000+10,000円-32,400円-13,230円=964,430円

 

1,000,000円

964,430円

になってしまいます。

それに、今後上がるか下がるか全く見通しの立たない、為替リスクまで入ってくるのですから、怖いわぁ。

知らないとは言え、昔はよく何も考えずに、投資信託を買っていたものです。

中々フランス料理にありつくところまでいきませんが、長くなってきたので続きはまた次回。